スイッチング電源のオーバーホールは必要か?

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スイッチング電源の寿命部品

 スイッチング電源の寿命部品は厳密にはヒューズやリレーも含みますが、一般的なスイッチング電源のオーバーホールは電解コンデンサとファンの交換をいいます。モデルごとにオーバーホールの費用は決まっており、おおよそ150Wまでのファンレスタイプだと約5,000~1万円、300W以上のファン付タイプだと1~3万円程度になります。

 

 そのため150W以下のスイッチング電源はオーバーホールするほうがコスト高になります。600W以上はオーバーホールするほうが安いのですが、オーバーホールしても保証は半年で他の部品や基板自体も経年劣化しているためスイッチング電源メーカーは積極的には推奨していません。確かに少しの差で新品(5年保証)を購入するほうが賢明です。

 それでもオーバーホールしないといけない場合があります。それは廃品になった電源に代替え機種がない場合や医療規格などの安全規格を取得済みで他の電源に置き換えることが実質できない場合です。その場合はやむを得ずオーバーホールして使うことになりますが、あくまで「つなぎ」ですので置き換え可能な電源を探さないといけません。スイッチング電源メーカーは廃品予定として1年以上前からアナウンスしますから早めに代替え機種の確認をする必要があります。特に最近は電子部品メーカーの部品統廃合のスパンが短くなっておりそれに従いスイッチング電源メーカーの廃品も多くなっています。

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