リモートセンシング

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電源の出力電圧は負荷までの配線(電線)により電圧が下がります。その下がった電圧分を電源側がプラスして出力し電圧降下を補正する機能です。

例えば5V10A出力の電源が電線の抵抗により負荷側で電圧が5Vから4.9Vに下がるとすると電源側で5.1Vを出力し負荷側で5Vを確保します。出力端子電圧が出力可変範囲を超えないように電圧ドロップを抑える必要があります。

 

+S、–S端子付きの電源のみリモートセンシングが可能です。+S、–S端子がない場合は電圧可変ボリュームを手動で調整します。電源出荷時はショートピースで+出力端子と+S、-出力端子と-Sをつないでいます。センシングを使わない場合ショートピースはそのままにしておきます。センシング機能を使う場合はそのショートピースを外し+S端子は負荷の+端子へ、-S端子は負荷の-端子とつなぎます。なお、ショートピースを外したままにすると電源は負荷端の電圧が0Vと認識して出力電圧を上げ続け、過電圧保護が動作し出力を停止します。その場合の電源の動作としては出力のLEDが一瞬点灯しますがすぐに消えます。

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