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基板コーティング

基板をコーティングする目的は湿気対策です。電源の動作湿度は「結露しない範囲の30%~90%RH」ですが、基板コーティングしても電源の保証動作湿度が変わるわけではありません。あくまでコーティングしないよりは湿気に強いという程度です。そもそも部品メーカーがコーティング剤を塗布することを認めていない部品も多く、そういった部品を除いてコーティング剤を塗布しています。また、基板コーティングする面は部品面だけ(片面)と両面をコーティングする2通りがあります。

一般的にコーティング剤はHumiSeal(ヒュミシール)が使われます。コーティング剤の塗布方法は刷毛で塗布する方法とマスキングしてコーティング剤をスプレーする方法があります。台数が少ないときは刷毛での塗布、数量がまとまる場合はスプレーでの塗布になります。作業自体は難しくありませんが、コーティング剤が完全に乾くのに時間がかかり生産性が悪くなります。

 

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