医療機器業界のスイッチング電源需要

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シスメックス

ヘマトロジー(血球計数分野)、血液凝固分野、尿沈渣検査分野で世界首位。世界190か国以上で事業を展開し海外売上比率は80%。年間売上3019億円のうち機器の売上は819億円。
それ以外の大部分が検査機器に使う試薬の売上・利益が大きく安定した高収益のビジネスモデルを構築しています。

さて、医用検体検査機器には医療規格は不要ですので電源の選択肢は多くなります。
一般的に小型の検査・分析機器には100〜150Wの基板型のスイッチング電源、血球分析装置などには300〜600Wのマルチスロットのスイッチング電源が搭載されています。

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日本光電工業

病室のベッドサイドモニター

生体情報モニターを患者のベッドの横に置いて、心電図や血圧、脈拍、呼吸などを中央センターで24時間モニタリングするシステム。電源はACアダプターのためスイッチング電源は使用していません。

 

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日立製作所(ヘルスケア事業)

CTスキャンの漫画絵

 

画像診断システム(CT,MRI,X線診断装置,超音波診断装置等),電子カルテ等の研究開発・製造・販売・保守サービスを富士フィルムへ2020年7月売却予定。MRIはクリニック向けの磁気が弱いタイプから総合病院向けの磁気強力タイプまであり、価格も比較的安いようです。

スイッチング電源を使うのはCTで、CT本体下部の制御部に電源を使用してます。一般的にはAC200V入力24V出力と5V出力のスイッチング電源を複数台搭載しています。

 

フクダ電子

心電図とAEDの大手。電源はACアダプターとバッテリで動作します。スイッチング電源は使っていません。

 

オムロン(ヘルスケア事業)

腕に巻く血圧計

血圧計の世界シェア50%で世界一です。
血圧計は特殊なもの以外は電池で動作します。スイッチング電源は使用していません。

全メーカーのスイッチング電源を一括検索できます。

納期遅れによる代替え機種検索に!

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