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LEDの点灯に定電流電源と定電圧電源のどちらを使うのが正しい?

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LEDモジュール 

 LEDモジュールを点灯させるにはそのLEDモジュールに適合した電源を使います。LEDモジュールの回路により定電流電源か定電圧電源かが決まっており、どちらでも使えるスイッチング電源はありません。LEDモジュールメーカーが「専用電源」を作ったり、標準電源メーカーの電源を「推奨電源」としてHPなどで紹介しています。
 LEDモジュールメーカーはそれらの電源を使ってLEDモジュールを点灯させ照度確認や温度測定、連続通電試験などをしています。同じ仕様の電源であってもLEDモジュールメーカーが推奨していない電源を使ったりすると保証対象外になります。

LEDモジュールが光っています

引用元:レンズモジュール/エーピージャパン

定電流電源

 LEDに一定の電流を順方向に加えて点灯させる、つまり定電流で光ります。定電流電源はLEDに一定の電流を流すので明るさのばらつきはなく、LEDモジュールに定電流素子や抵抗も不要なので消費電力も小さくなります。ただ、希望の電流値に合った定電流電源の種類は限られており、電源メーカーの一般的な定電流電源の電流値は350mA、700mA、1050mAしかありません。適合する電流値がなければ自社開発(カスタム電源)するしかありません。

 電源の開発は回路設計、試作から熱評価とノイズ評価、二次試作から安全規格・PSE規格申請など最短でも1年以上かかります。まともにコスト計算すると2,000万円以上かかるため年間数万台以上販売できる案件でない限りカスタム電源にすべきではありません。仕様や形状に制限ありますが、カスタム電源メーカーが開発済みの定電流電源を電流値・電圧値を変更するのが現実的です。

定電圧電源

 一方、一般に広く流通している定電圧電源を使ってLEDモジュールを点灯させる方法があります。その場合、電流値を一定にするための定電流素子や抵抗をLEDモジュール内に組み込む必要があります。LEDの電圧(Vf値)のばらつきによりLEDモジュールごとに電圧が異なり明るさがばらつくデメリットがあります。定電圧電源の電圧は12Vまたは24V出力が一般的です。定電圧電源は各スイッチング電源メーカーがいろいろな種類のモデルを出していますので価格も比較的安いです。ただし、装置や制御盤で使うことを想定しているため屋外で使用する場合のIP規格や電源にPSEを取得している機種は少なくかなり絞られます。

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