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ホームドアの設置数と効果

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ホームドア(ホーム柵)

 ホームドアは駅のホームから人の落下を防ぐことを目的にホーム端に設置された腰高のドア(柵)です。列車がホームに到着すると車掌が乗客の安全確認をした後ボタンを押してドアを開閉するようになっています。主要駅ではだいたい設置されていることが多いです。

 鉄軌道及び鉄軌道車両におけるバリアフリー化の推進を目的に平成18年(2006年)に「高齢者、障害者等の移動等の円滑化の促進に関する法律」(バリアフリー法)が施行されました。ホームドア設置はバリアフリー化の中の1つで、今年のオリンピックに向けて整備加速中です。国交省のHPでは1日の乗降客が3,000人以上の駅3,450駅を対象に可能な限りホームドアを設置するとしています。2年前の国交省の資料ですが、毎年40-50駅にホームドアが設置されています。平成30年3月末現在のホームドアの設置済駅は国交省によると725駅で設置率は21%です。

出典元:「ホームドア設置駅数の推移」国交省

世界初のフルスクリーン式ホームドア

 上の目標(平成23年度以降)の中で「可能な限り設置」としているのは、ホームドアの重量は1開口(1ドア)当たり約450~500㎏になります。1車両にドアが3つあるとすると1.5トン、10両連結すると15トンになります。普通車10台くらいでしょうか。駅のホームにそんな重量物を置くように設計されていませんし、追加の地盤強化工事で約1億円~10億円必要になることや、そもそもホームドアを設置するスペースがない駅もあります。

 それらは費用をかけて工事をすれば解決しますが、JRなど相互乗り入れの多い駅はドア数の違いなどでドア位置が車両により異なりホームドアを設置ができないこともあります。車両を入れ替えてドア位置を統一するしかありませんのでホームドアの設置は車両入れ替え後になります。最近はドアの位置が違っても対応できるタイプも出てきているようです。

 JR西日本は昨年11月、2023年開業予定の「うめきた(大阪)地下鉄」に列車の停止位置やドアの数に応じて開口部の位置を変えられるホームドアの試作機を発表しました。うめきた駅にはいろんなタイプの電車が乗り入れる予定なので既存のホームドアではどうしても対応できないようです。今回開発中のホームドアはディスプレイのある親扉と子扉を上から吊るし電車のドア位置に合わせて移動する仕組みです。腰高のタイプではなくフルスクリーンタイプで開発はJR西日本テクシアとナブテスコとの共同開発です。

出典元:うめきた(大阪)地下駅での挑戦/JR西日本

 

 

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