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世界のスイッチング電源市場とメーカー

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ガラパゴス化した国内市場

2019年発表の米国マイクロ・テクノロジー社の調査によりますと、民生品・産業用・特注電源を含めた世界のスイッングング電源市場規模は407億ドルです。一方日本国内の総電源市場は30〜40億ドルです。

全世界のメーカーの売上順位は以下の通りです。ほとんど台湾メーカーで占められており国内市場、特に産業用電源市場の状況とは違っています。

また、この表には出てきませんが台湾の世界No.1のEMSメーカーの鴻海精密工業(ホンハイ)はスイッチング電源を10億ドルを内作していると思われます。ホンハイは電子機器の受託製造というB2Bのビジネスモデルのため、電源をどれだけ製造していることを報じられることはありませんでした。総売上1400億ドルの内、10億ドル(1000億円程度)はスイッチング電源を生産しているようです。

会社名 国名 売上(億ドル)
1 Delta Electronics Inc. 台湾 34.8
2 Lite-On Technology Corp. 台湾 16.9
3 Artesyn Embedded Technologies 台湾 11.0
4 Chicony Power Technology Co. 台湾 10.2
5 MEAN WELL 台湾 10.1
6 Flextronics International Ltd. 米国 8.5
7 Advanced Energy 米国 7.2
8 Salcomp 米国 6.1
9 TDL-Lambda Corp. 日本 5.8
10 FSP Technology 台湾 5.3
11 Acbel 台湾 5.0
12 Phihong Technology Co.Ltd 台湾 4.6
13 Murata Manufacturing Co.Ltd 日本 4.0
14 Vicor Corp. 米国 2.9
15 Cosel 日本 2.8

メーカーによりますが基本的に不具合の解析は行わず、電源の交換か修理のみで原因追求やレポート等はないこともあります。実験や試験用に一時的に使用する場合はそういう対応でも問題ないのですが、産業用装置や医療機器、発電所などではそうもいきません。日本独特だと言われればそれまでなのですが、どこが壊れたのか、なぜ壊れたのか、他の製品にも波及するのかなど、今後も安定稼働を続けることができるのかを担保するために解析が必要になります。

工場が日本国内になく、日本法人か特約店があるだけの場合は技術フォローや解析・修理はどうしても時間がかかります。また、MOQ(最低発注数)が設定されている機種もありその辺りが参入障壁になっていると思います。

 

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