自動車の排気ガスや温泉の硫黄ガスなど、空気中には様々な形で硫黄成分が存在します。このような硫黄成分は金属表面に吸着し、徐々に金属と反応していきます。厚膜チップ抵抗器の内部電極には銀(Ag)が使用されており、保護膜とメッキ層の隙間から硫黄成分ガスが侵入すると、下図のような反応で徐々に硫化銀(Ag2S)を生成します。
その結果内部電極が断線し、抵抗値が出現しなくなることがあります。このような現象を硫化による断線と呼んでいます。
ロームさんのHPの図がわかりやすかったので参考に
自動車の排気ガスや温泉の硫黄ガスなど、空気中には様々な形で硫黄成分が存在します。このような硫黄成分は金属表面に吸着し、徐々に金属と反応していきます。厚膜チップ抵抗器の内部電極には銀(Ag)が使用されており、保護膜とメッキ層の隙間から硫黄成分ガスが侵入すると、下図のような反応で徐々に硫化銀(Ag2S)を生成します。
その結果内部電極が断線し、抵抗値が出現しなくなることがあります。このような現象を硫化による断線と呼んでいます。
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