力率

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力率は負荷で消費される有効電力(W)と電源から送り込まれる皮相電力(V・A)との比で表されます。

力率=有効電力P(W)÷皮相電力(V・A)

力率が0.8ということは送り出した電力のうち8割が有効な仕事をするので、力率は交流電力の効率を表しているともいえます。残りの2割は、無効電力です。力率がいいと入力電流を減らすことができ入力側の設備容量を減らし電気料金も割引になります。家庭向けには力率による電気料金の変動はありませんが、工場などの大口客には力率により割引・割り増し料金制度があります。力率0.85(85%)を基準に力率0.9の場合は電気料金を5%割り引きに、力率0.8(80%)の場合は電気料金が5%割り増しになります。
力率=有効電力÷皮相電力=有効電力÷(有効電力+無効電力)
皮相電力:有効電力+無効電力
有効電力:機器にて有効に消費される電力
無効電力:機器にて消費されず電源へ戻る無効電流による電力

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