可変電源(CVCC電源)は定電圧・定電流モードで自由に出力電流値・電圧値を可変プログラミングすることができます。前面にはモニターやツマミ・ボタンなどで使いやすいベンチトップ構造になっています。しかし、装置内に可変電源を内蔵しシリアル通信を行う場合、可変電源のケースは不要で電源基板だけでいい場合もあります。GXE600を使えばコスト面・形状面では1/5以下になるなど大きなメリットがあります。
GXE600はデジタル制御を採用し、お客様装置とGXE600の間でシリアル通信(RS-485)が可能となり、リアルタイムな状態監視による予防保全、電源の指令値変更・保護機能設定等が簡単に行えます。
GXE600の通信機能でできることは
〈監視機能/便利機能〉
● 出力電圧・電流
● 累積稼働時間
● 電源内部温度
● 保護動作履歴・停止原因の取得(OCP,OVP,OTPなど)
● 電解コンデンサLo(寿命)残り時間 ※参考値
● スクラッチパッド(30文字までのデータを保存可能)
● 製品情報(製品モデル,シリアルNo.,ロットNoなど)
〈設定変更/指令機能〉
● 出力電圧・電流の指令値変更
● 出力電圧・電流のスルーレート変更
● 保護しきい値の変更
● 保護設定モードの変更(ラッチor自動復帰)
● 指令値(PV, CC)のリアルタイム制御
● リモートON/OFF
GXE600とPCの接続方法
GXE600とパソコンとの間にUSB/RS-485変換器が必要です。
専用ソフトウェアGXE-Access で通信機能を身近に
ユーザーフレンドリーに磨きをかけたGUI!!
簡単・手軽に操作頂けるようにグラフィックスを取り入れたタイプ『Graphical画面モード』をご用意いたしました。
Graphical 画面モードは直感的に設定できるようグラフィックスを取り入れました !
視覚でイメージできるので、はじめて設定する方でも抵抗無く扱えます。
GXE600製品概要