リアクトル

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リアクトルとは、力率改善や高調波の抑制などを目的として、電流を一定に保つためにインバーターに接続する受動素子のことです。接続をインバーターの入力側にした場合(ACリアクトル)と出力側にした場合(DCリアクトル)とでそれぞれに効果があり、入力側に接続した場合は、力率の改善、高調波の抑制、電源協調など、出力側に接続した場合は、サージ電圧の抑制やノイズの抑制などの効果が得られます。リアクトルは、構造上の分類では大きく空心形リアクトルと鉄心形リアクトルに分かれ、さらに目的に合わせて、突入電流を抑制する始動リアクトル、異常電圧を抑制する分路リアクトル、短絡電流を抑制する限流リアクトルなど、様々な種類のリアクトルが使われ、数種類のリアクトルを併用するケースもあります。

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