スイッチング電源の入力端子の「L」と「N」とは?

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感電の保護規格

 

 

欧州の統一規格であるEN規格が感電に関する規格が国際規格になっています。そのENでは「EN61140」で感電に対する保護方法をクラスⅠ、クラスⅡ、クラスⅢの3つに分けています。
実際は搭載するトランスの種類によって感電の保護クラスが決まります

クラスⅠ 機器

感電保護を基礎絶縁のみで保護します。基礎絶縁が破損した場合には危険電圧が加わる恐れのある導電部をアース接地するようにしています。スイッチング電源はこのクラスⅠ機器に属しトランスには保護接地できるアース端子があります。

 

クラスⅡ機器

基礎絶縁と「付加絶縁(絶縁物の厚みを0.4mm確保した)」で感電保護をする「二重絶縁」か、単一でこの二重絶縁以上の保護性能がある「強化絶縁」の安全対策を施している機器です。
クラスⅡのトランスは巻線を絶縁材で全て覆う必要があります。

 

クラスⅢ 機器

感電保護をSELV(Safty Extra-Low Voltate、安全超低電圧)回路であり機器内に危険電圧が存在しない機器。機器の中にDC60V以上の危険電圧が存在しません

 

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